コーヒー豆は産地によって酸味、苦味、甘み、コクなどそれぞれに個性があります。酸味の強いもの、苦味の強いもの等生豆本来の持ち味を上手に引き出しながら味や香りを仕上げるのがロースト(焙煎)です。
焙煎によって、もちろんコーヒーの味は変わってきます。 一般に焙煎の時間が長ければ、甘さと苦さが生かされ、短ければ酸味が生かされます。 カフェインの含有量は焙煎の時間が長いと少なくなります。
日本で一般的に飲まれているのは、ミディアム・ローストからイタリアンローストまでの6種類です。
ウフコーヒーのコピルアクはハイ & シティ・ローストです。
300g~1Kgと言う少量の焙煎が可能な小型の直下火式の焙煎機です。
直下火式とは、火が直接焙煎釜の下に配置されており、炎そのものは釜の中には入らず、
熱風によって豆が焙煎される方法です。
熱風が釜の中を循環するため、豆に対して均等に熱が伝わり、均一な焙煎が可能です。
熱風の温度や風量を調整することで、焙煎プロセスを細かく制御することができる、非常に小回りの利く焙煎機です。
生豆の状態と、その日の温度や湿度を見極めて焙煎を行います。
・粗挽き…バーコレーターなど向け
・中挽き…サイフォン向け
・中細挽き…ペーパードリップ向け
・細挽き…エスプレッソ向け
コーヒー豆の挽き方はロースト加減や好み、入れる器具によっても変わってきます。
粉が粗いとお湯のとおりが速過ぎてコクやうまみ を出し切れないうちに通過してしまいます。
逆に細かすぎると苦味やシブ味を必要以上に引き出してしまいます。
一般的に挽いた状態で売られている豆は、中細挽きの状態が多く、これはペーパードリップで飲む場合に適しているからです。
コーヒー豆は高温・多湿・紫外線に弱い為、密閉容器に入れて冷暗所にて保管して下さい。
温度が10℃下がると酸化による劣化速度は1/2になります。長期の保存は温度の低い冷凍保存がお勧めです。 冷蔵・冷凍保存した豆を使う場合は、常温に戻してから開封します。
<焙煎豆>
焙煎により酸化が進みます。焙煎された豆は1ヶ月程度で使い切ることをお勧めします。
空気に触れないように密閉した容器に入れて室温で保存します。
<挽き豆>
粉々になったことにより、空気に触れる面が大きくなるので、焙煎した豆より更に酸化のスピードがアップします。挽いてから1週間くらいがおしいしくいただける期間の目安。空気に触れないよう密閉した容器に入れ、室温で保存します。