コピルアックとは、ジャコウネコが赤くなった良質なコーヒーの実だけを食べます。
ジャコウネコは実を食べる時に固い外殻をかじりとるので、ジャコウネコの消化液が豆に浸み込み、豆に含まれる物質が微妙な化学変化を起こします。
しかし完全に消化されないままフンとしてジャコウネコから排出されます。
それを良く洗い精製したものが『コピルアックコーヒー』となります。
その昔オランダがインドネシアを統治していた時代、農民たちが作ったコーヒーはすべてオランダ人が取り上げてしまった為、彼らはコーヒーを飲む事が出来ませんでした。
そこで麝香猫(じゃこうねこ)の排泄物に混じっているパーチメントを拾い集めてきれいに洗い、乾かして脱穀して、生豆にしたものを焙煎して飲みました。
それを飲んでみたところ、普通のコーヒーとは違う、すばらしい香りをもっていることに驚き、この稀少なコーヒーを珍重するようになったと言われています。
インドネシア語で、「コピ」はコーヒー、「ルアック(ルアー)」はジャコウネコを意味しています。
夜行性の動物で、昼間は木の洞や枝の間、岩の割れ目などで休んでいて、夕暮れ時から夜明けにかけて活発に活動する。主にマンゴーやパパイヤ、バナナやイチジクなどの果実を食べると言われています。
一般にコピルアックは人によってゲージ等で飼育されたジャコウネコに餌としてコーヒー豆を与えて得ているものも多いのですが、Bapak Nyoman農園から仕入れた当店のコピルアックは天然物になります。
野生のジャコウネコは、地面に直接糞をすることはありません。
このように、倒れた木や葉っぱの上に糞をします。
これらを早朝、みんなで拾い上げます。
知ってはいても、コピルアクを飲む機会もないし、自分で購入しようとも思わない。
本物?偽物?ネットの情報もウソか本当かわからない…。
そんな方が多いのが現状です。
そこでufu coffeeは50gからと極めて少量ですが、少しでも皆様にお楽しみ頂きたいと思っております。
その他に、100gのご用意もございます。
独特の香りや風味を持つコピルアックは大変希少なため、”世界一高価なコーヒー”としても知られています。
一生に一度は飲みたいと言われるコピルアック、特別な日やプレミアムな時間のお供にしてはいかがでしょうか?